FXに休み時間はあるの?取引できる時間や土日祝日について解説

サラリーマン

FXでは取引できない時間帯があるの?

サラリーマン

休み時間に取引する方法はないのかな?

FXを始めるにあたり、FXの休み時間について気になる人も多いでしょう。

FXは基本的に24時間取引が可能ですが、必ずしもいつでも取引ができるとは限りません。

土日や特定の祝日など、取引が行えない時間帯も存在します。

FXの取引ができない時間を把握しておこないと、「損切りしたいのにできない!」と大きな損失を受けることにもなるでしょう。

この記事ではFXの取引ができない休み時間や、土日などに取引する方法について解説しています。

祝日における値動きのくせも参考にしながら、FXで有利に取引を進めましょう。

目次

FX市場の休み時間はいつ?

FX市場の情報はニュースなどでよく耳にしますが、休み時間があるのか、祝日はどうかなど詳しいことまで知らない人もいるでしょう。

FX市場の休み時間について解説します。

FX市場は土日以外24時間取引可能

原則、平日と祝日のほぼ24時間取引することが可能です。

しかし、土日はFX会社が休みのため、取引をすることができません。

また、FX市場で一部のキリスト教の影響を受けない地域では、休みを土日ではなく金曜日としている国もあることからわずかに動くことはありますが、基本的に土日は休みとなります。

元旦やクリスマスなど取引できない例外日もある

祝日でも24時間動くFX市場ですが、年末年始の元旦やクリスマスは時間短縮されたり、取引が休みという例外日になります。

元旦はFX会社が休みのため、取引をすることができませんが、日本だけでなく世界中で休みになることから、外国為替市場も動くことはありません。

また、クリスマスは欧米諸国などがクリスマス休日としているところが多く、なかでも取引量が多いニューヨークやロンドン市場が休みとしているため、営業時間を短縮となることがあります。

市場によって開始時刻と終了時刻は異なる

日本や香港、シンガポールでは、午前9時~午後7時までが東京市場の市場時間ですが、国によって時間は異なります。

例えば、ニュージーランドやオーストラリアのオセアニア市場は午前5時~午後2時、ドイツやスイス、フランス、イギリスの欧州時間は午後5時~午前3時、アメリカやカナダのニューヨーク市場では午後10時~午前7時です。

しかし、外国為替市場は株式みたいな取引所でおこなう取引ではないため、各主要市場の取引の開始・終了時間が決まっているわけではありません。

そして、各市場の呼び方も、各主要都市のトレーダーが活発に取引をスタートする時間帯を指した便宜上の呼び方です。

国の祝日によっては休場がある

FX市場は土日の取引はできませんが、祝日は取引することが可能なため、日本の祝日のときは東京市場が休場となってもほかの国は祝日ではない、ほかの国が祝日で休場でも日本は祝日ではないので取引することができます。

つまり、祝日は国によって異なるため、休場日も国によって異なるでしょう。

土日などFXの休み時間でもロスカットを可能にする方法は?

土日などFX市場が休みの時間でも、ロスカットを可能にする方法があります。

それでは、FXの休みの期間でもロスカットができる方法を解説しましょう

中東の一部の国では日曜日も取引できる

基本的に、FX会社は土日を休日をしていますが、中東のイスラム教徒が多いアラブ諸国の一部の国では、集合礼拝がおこなわれる金曜日を休日にしている国があり、その国では日曜日も取引が可能です。

また、それを中東レートと呼ばれています。

MT4の暗号通貨を使用すれば可能

MT4の暗号通貨は24時間365日取引することができます。

FX会社や外国為替証拠金取引は平日のみで土日は休みが多い中、24時間365日継続して取引が可能となっているのはたいへん魅力的といえるでしょう。

祝日は問題なく取引できる

FX市場は、土日は休みのFX会社がほとんどですが、祝日は取引が可能です。

日本が祝日で東京市場が休みとなっていても、ほかの国々は休みでないことがほとんどなので、ほかの市場では問題なく取引することができます。

祝日におけるFXの値動きの特徴

祝日における、FX市場の値動きの特徴を解説します。

閑散相場となり動きは緩やか

祝日は、東京市場は休みとなり為替市場は開いている状態ですが、銀行なども休みのため動きが緩やかになる傾向があります。

祝日前日は大きく変動することも

祝日の前日は、保有ポジションを整理する傾向があるため、経済指標の発表などとは違うタイミングでも、大きく為替レートが変動することがあります。

また、日本の祝日では取引量が少ないので、固定されていないスプレッドのFX会社の場合はスプレッドの幅が大きく広くなることもあるので注意しましょう。

動き出すと一方向に伸びる傾向がある

日本の祝日の特徴として、ゴールデンウイークなどの長い休みの期間は欧米の投資家が市場を支配することになり、一方向に大きく伸びる傾向があります。

理由は、欧米のさまざまな取引手法を使って絶対収益を狙うヘッジファンドが、日本の大口投資家の参加がない祝日を狙い、平日よりも思惑通りに相場をコントロールし、仕掛けを強めることがあるからです。

つまり、祝日は日本からの市場参加者が少ないため、片方に相場が傾いても動きをとめる勢力がおらず、一方向に伸びる可能性があります。

アメリカの祝日は休みにするのもおすすめ

アメリカの祝日は日本の祝日とくらべてもっと閑散としているため、動きがすくないアメリカの祝日は休みにする人も多いでしょう。

アメリカの投資家は祝日は取引をせずに完全に休む人が多く、基本的に閑散状態です。

つまり、感謝祭や独立記念日などのアメリカの祝日は、市場の動きがすくないためアメリカ人と同じように休むことをオススメします。

FXの取引は休み時間の考慮が大切

FX市場は平日は24時間取引がおこなわれますが、クリスマスや元日は世界的にも休みが多い、アメリカの祝日は市場が閑散とするなど、休みの時間を考慮して取引することが大切といえます。

休みを考慮してFXをすることで、市場の動きを注意・注目しやすくなるでしょう。

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