FXはローリスクでできる?主婦でもコツコツ取り組める手法やサヤ取りも解説

サラリーマン

FXって危険な投資方法なんじゃないの?

サラリーマン

ローリスクで取引できる手法は?

サラリーマン

サヤ取りって実際儲かるの?

このような疑問をお抱えではありませんか?

投資をする目的はお金を増やすことです。

なるべく危なげなく着実にお金を増やす方法を知りたいというのは、投資を志す人であれば自然な考え方だといえるでしょう。

今回は

この記事のテーマ
  • FXにおいてリスクを小さくする方法
  • FXの取り組みやすさ
  • サヤ取りのメリットデメリット

について解説します。

この記事を読めばFXにおいてどのように資金を運用すればリスクが小さくなるかが分かるでしょう。

結論、FXは主婦の方でもサラリーマンでも誰でもかんたんに始められる画期的な資産運用方法です。

ぜひ最後までお読みください。

目次

FXはローリスクで始められる!

FXはハイリスクな資産運用というイメージをもたれている方も多いかもしれません。

しかし実際のところ、しっかりリスクをコントロールすることでローリスクで取引可能です。

リスクの高さはレバレッジや通貨量で調整できる

FXはリスクが高いからやらないほうがいいという情報もたくさん出回っていますが、実際はやり方次第でリスクは調整可能です。

ディスクの調整の仕方としてレバレッジと取引通貨量をコントロールするやり方があります。

レバレッジとは「てこ」を意味する言葉で、レバレッジを大きくすることで少ない資金で大きな金額の取引ができます。

資金効率が良くなるものの、損失を出した時の金額も大きくなってしまいます。

つまりハイレバレッジ取引はハイリスクハイリターンな取引に直結するのです。

FX会社によっては、レバレッジ25倍で固定されています。

とはいえ、取引通貨量をコントロールすることで実質レバレッジを下げられます

初心者のうちはリスクの高い取引は避け、少額を運用することでFX取引に慣れていきましょう。

レバレッジについて詳しくまとめられた記事もありますので、興味のある方は参考にしてください。

FXとは?主婦でも取り組みやすい?

FXはある程度の手持ち資産と収入があれば誰でも始めることができます。

主婦の方でも気軽に始められるのがFXのメリットだと言えるでしょう。

しかし、FXを継続できる人は限られてくるというのも事実です。

FXは極論通貨の価値が上がるか下がるかの2択

FX で儲けを出す理屈は単純で、安く買って高く売るか高く売って安く買うかの2択です。

つまりエントリーしたポイントから相場がどちらに動くのかを、予想できれば儲けが出ます。

とはいえ実際のところ相場の方向性を見出すのは非常に難易度が高く、熟練のFXトレーダーでも判断ミスをすることだってありえます。

大切なのは、1回1回の取引で確実に勝ち続けることではなく、ぶれない判断軸を持って長期的に見て資産が増えていくような投資判断をしていくことです。

為替チャートが上がるか下がるかを予想するだけのことですが長期的に勝ち続けるためには継続学習が必要になります。

レバレッジをかければ保有通貨以上の取引も可能

レバレッジをかけることで、口座に入金している証拠金以上の取引が可能になります。

例えば口座に10万円が入金されていた場合、レバレッジ25倍をかけると250万円程度の取引が可能になるのです。

引用:https://min-fx.jp/start/aboutleverage/

これにより自分が持っている以上の資産を運用できるため、ハイスピードで資産を増やすことが理論的には可能になります。

とはいえ、初心者がいきなりハイレバレッジで取引を繰り返すのは非常に危険です。

なぜなら、高いレバレッジをかけることで利益が大きくなるのと同様に、損失も大きくなるからです。

最悪の場合、証拠金が不足し足りなくなった証拠金の補充を求められてしまうこともあり得ます。

手持ち資産の範囲でリカバーできないハイリスクの取引は絶対に避けましょう

FXはパソコンの前で画面をクリックするだけで資産が倍々に増えていくというようなかんたんな資産運用ではないことを押さえておきましょう。

FXをローリスクで始められる手法は?

リスクの低い取引を実現するためには2つのポイントが挙げられます。

ここで紹介する2つのポイントを押さえた上で、少しずつ FX の取引に慣れていきましょう。

ローリスク取引の心得2つ
  • 1,000通貨単位で取引を行う
  • レバレッジを低く設定して行う

1,000通貨単位で取引を行う

FX初心者が圧倒的に足りていないのは経験です。

経験量が少ないと誤った投資判断をしやすく取引に負けやすいという傾向があります。

仮に取引に負けたとしてもポジションにおいている通貨の量が少なければ、大きな損失にはなりません。

そのため、1,000通貨単位での取引がおすすめです。

FX会社によっては1万通貨単位からの設定になっていることもありますが、最近では1,000通貨単位からの取引ができるFX会社も増えています。

資金量をできるだけ抑えて取引をするためにも、1,000通貨単位取引ができる FX 会社を選んで、少しずつ経験を積んでいきましょう。

FXで必要になる最低資金について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

レバレッジを低く設定して行う

レバレッジを低く設定することでローリスクな取引が可能になります。

初心者のうちは1~5倍の低いレバレッジで取引を体験するとよいでしょう。

FX会社によってはレバレッジが固定されている場合もありますが、入金してある証拠金に対して取引する通貨量の割合を小さくすることでリスクのコントロール可能です。

必要証拠金よりも多めの資金を口座に入金しておくことで、実質レバレッジを下げられます。

ある程度の喪失には耐えられるような体制を整えておくことが大切です。

FXをローリスクで始めるにはサヤ取り(アービトラージ)がおすすめ

為替推移による損失を気にしなくてもよい取引方法としてサヤ取りがあります。

利益が出る理屈も比較的かんたんで考えることが少ないため、初心者の方でも気軽に始められる取引手法だといえます。

ここでは、サヤ取りの取引手法について詳しく紹介します。

サヤ取りとは
  • 2つのFX会社のスワップポイントの差で利益を得る
  • サヤ取りは違法ではない
  • ごとのサヤ取りはインジケーターを見る

2つのFX会社のスワップポイントの差で利益を得る

サヤ取りとはFX会社間のスワップポイントの差を利用して利益を得る取引手法です。

スワップポイントとは、通貨ペア間の金利差によって生じる損益のことです。

引用:DMM FX公式HP

スワップポイントの設定はFX会社によってまちまちであるため、条件のよい通貨ぺアを選択することで有利に儲けられます。

例えば、あるFX会社で1日100円の利益が出る買いポジションを持ち、他の会社で1日10円の支払いが発生する売りポジションを持ったと仮定します。

この状態ではこれら2つのポジションを保有しているだけで1日90円の利益が得られるのです。

このように2つの会社にまたいで両建てすることで長期的に利益を積み重ねていく手法をサヤ取りといいます。

サヤ取りは違法ではない

サヤ取りという手法に違法性はありません

また、両建てをするため為替相場の状況を気にする必要がありません。

つまり、初心者が手っ取り早く始めやすい取引手法だといえます。

通貨ごとのサヤ取りはインジケーターを見る

同一の通貨ペアを異なるFX会社で両建てする方法だけでなく、異なる通貨ペアを用いてサヤ取りをすることも可能です。

上昇トレンドの通貨ペアで買いポジションと下降トレンドの通貨ペアで売りポジションを持っておくことで、為替差損による利益が期待できます。

つまり、スワップポイントによる利益と為替差損による利益の両方を獲得できるというメリットがあります。

しかしデメリットも大きく、2つの通貨ペア両方とも逆行した場合損失も2倍に膨れ上がってしまいます

同一通貨ペアの両建てによるサヤ取りは為替差損によるリスクを抑える手法です。

一方、異なる通貨ペアで両建てをする手法は為替差損による利益も狙っているためそのリスクも負わなくてはなりません。

かなりハイリスクな取引になるので注意しましょう。

同一の通貨ペアを異なる会社で両建てするローリスク
異なる通貨ペアを両建てするハイリスク

FXのサヤ取りはローリスクローリターンだが失敗もある

サヤ取りはリスクが小さい手法とはいえ、確実にもうかることを保証する手法ではありません。

ここでは、サヤ取りが失敗に終わる要因について解説します。

相場が思い通りに動かず損することも

サヤ取りのメリットは相場の変動を気にすることなくスワップポイントのみの利益を受けられるところです。

しかし、相場大きく動き片方がロスカットされてしまうとどうでしょう。

強制的にポジションが決済されてしまうので、片方のポジションだけを持っているのと同じ状態になります。

この状態はとても危険です。

なぜなら、ロスカットされたところから相場が逆行した場合、両建てすることで保っていたリスクコントロールが破綻してしまうからです。

ロスカットされた瞬間にもう片方のポジションも即決済しなければ損失は拡大してしまいます。

サヤ取りをする上で最も気をつけなければならないのは、ロスカットだということを覚えておきましょう。

スワップポイントの差額が小さくなる

スワップポイントの差額が小さくなる可能性も無視できません。

FX会社によってスワップポイントが大きく上下することがあり、FX会社間のスワップポイントの差額が小さくなれば得られる利益も少なくなってしまいます。

差額が縮まるどころかスワップポイントの大小関係が逆転してしまうと、ポジションを持っているだけで損失を垂れ流すような状態が発生します。

つまりこのような状態に陥る前に、ポジションを解消するなどの手を打っておく必要があるのです。

サヤ取りをするのであれば、スワップポイントの差額については注意深くチェックしておきましょう

FXをローリスクでミドルリターンやハイリターンが狙える手法は?

FXでローリスク・ハイリターンを実現する手法は存在するのでしょうか?

ここでは、FXにおけるリスクハイリターンの関係について紹介します。

FXのリスク・リターン
  • FXは基本的にハイリスクハイリターンの投資方法
  • FXはレバレッジによってローリスクにもハイリスクにもなる
  • ローリスクハイリターンの手法は出回っていない

FXは基本的にハイリスクハイリターンの投資方法

FX は裁量性が大きい投資方法で、資産の移動がクリック1つで行える画期的な方法だといえます。

そのため、トレーダーの習熟度が露骨に投資成績に現れてしまうのも事実です。

つまり、何も考えずに適当にクリックしているだけでも、運が良ければ大きな利益を得られる可能性はありますが、長期的に勝ち続けることは難しいのです。

FXは誰でも参加できるがゆえに、習熟度の足りていないトレーダーが無茶な取引を繰り返すことで資金繰りが苦しくなる例が多いです。

FXの裁量性の高さと参入障壁の低さがあるために、ハイリスクハイリターンの投資方法だと評価されてしまうのでしょう。

FXはレバレッジによってローリスクにもハイリスクにもなる

FXにおいてリスクをしっかりコントロールするのであれば、レバレッジをコントロールするという考え方は外せません。

低レバレッジで取引することで、同じ値幅負けたとしても損失額は限定的になります。

一方ハイレバレッジで取引してしまうと、損失額も跳ね上がってしまうのです。

資金効率を上げるためにハイレバレッジで取引をするのは投資判断と正しいものの、一番大切なのは手持ちの資産の範囲内で取引をする姿勢です。

短期的な利益に目をくらませて、無茶なトレードをしないよう注意しましょう。

ローリスクハイリターンの手法は出回っていない

リスクを小さくしてたくさんの利益を得たいと思うのは、投資をしている人であれば自然な考え方です。

とはいえ、FXの取引手法としてローリスクハイリターンを保証するものは存在しません

リターンばかりを誇大に広告する投資商品は必ず裏があると考えて間違いないでしょう。

リスクを小さくするためには、 FXの相場観を磨いていくしかありません。

テクニカル分析やファンダメンタル分析を勉強し、為替相場について1から学んでいく必要があります。

為替相場のテクニカル分析については以下の記事に詳しくまとめられています。

気になる方は是非ご参照ください。

FXで主婦がローリスクで月収を稼ぐことは可能!まずは2万円からチャレンジ!

主婦の方でも FX で利益を受けることは十分可能です。

大切なのは、専業主婦やサラリーマンといったような社会的な枠組みではなく、FXについて学び続ける姿勢です。

手持ちの資産の範囲内でコツコツと取引を続けることで、相場観が身についていきます。

初心者のうちは勝ち負けに一喜一憂しがちですが、FXの本質は1回1回の勝ち負けではありません。

長期的に勝ち続けるというのがFXを続けるメリットであり本質です。

勝ちトレーダーになるためにも学習は継続していきましょう。

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デモトレードの重要な点はいくつかあり、その中でもデモトレード口座と本番口座が同じ仕様であることが挙げられます。今回はそんな重要な点がクリアしている取引所をおすすめしたいと思います。

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