FXって実際どのくらい儲かるんだろう?
月数万円でもいいから確実に稼いでいきたい!
FX はギャンブルだと言われることもありますが、堅実に運用していくことで高い確率で利益を得ることは可能です。
そのためには長期的な学習が欠かせません。
今回は
- 長期的に続けるための考え方
- 利益を上げるために必要な取引の目安
- 勝てるようになるために必要な考え方
について紹介します。
この記事を読めば、どの程度の規模感で取引をしたら利益が上げられるのかについてわかるでしょう。
ぜひ最後までお読みください。
FXは負けを少なくすることで無理せず確実に稼ぐことができる
FX は大きく勝とうとするよりも、負けないようにするという考え方が大切です。
初心者トレーダーの多くは、大きく勝つことにこだわりすぎる傾向があります。
資金的にも精神的にも自分が許容できる範囲内で取引を続ける姿勢が大切です。
- 余裕を持った資金で行う
- ナンピンや高レバレッジなどリスクのある取引をしない
- 損切りルールを徹底する
- デモ口座での練習を繰り返す
- 一日の収支に拘り過ぎない
余裕を持った資金で行う
FX は余裕を持った資金で行うことが大前提です。
生活資金をかけて取引をするような危険な資金繰りは絶対に避けなくてはいけません。
つまり、お金がないからFXで稼ごうとするような考え方は失敗する典型例です。
FXをするのであれば生活資金を別に準備しておき、余剰資金で取引を行うようにしましょう。
その余剰資金も額が大きければ大きいほど安心です。
最初のうちは数十万円単位で証拠金として口座に入金し、最小取引通貨単位で取引することをおすすめします。
少しずつ取引に慣れてきたら、自分の中のルールとして1つのポジションにのせる最低資金量を徐々に引き上げていくようにするとよいです。
ナンピンや高レバレッジなどリスクのある取引をしない
ナンピンやハイレバレッジでの取引をすると、資産に対するリスクが大きくなりすぎてしまいます。
仮にロスカットされることなく、無事に資産を増やしていたとしても同じような危険な取引をしていては、いつか資金は無くなってしまうでしょう。
ナンピンとは、相場が予想した方向と反対に動いたときにさらにポジションを積み増しする手法のことです。
例えば、相場が上昇すると予想してポジションを持っていたとしても予想に反して相場が下落したとします。
そのときに、さらに買いポジションを新たにエントリーすることをナンピンといいます。
ナンピンは、取引コストを下げることができるため最初のエントリーポイントまで相場が戻らなくても利益を期待できる効果があります。
とはいえ相場が下がり続けたら、2倍3倍の損失を抱えることになるのです。
ナンピンは手法としては理にかなっているものの、初心者が気軽に手を出して良いものではないでしょう。
損切りルールを徹底する
自分で決めた損切りルールを決定できず、損失を積み重ねてしまうとレーダーは後を絶ちません。
自分が設定した損切りラインを切ってしまったら、潔く損失を確定する覚悟を持ちましょう。
損切りラインを割ってしまっても相場が回復して利益を確定できてしまう場合は多々あります。
一度そのような経験をしてしまうと、損切りせずにこのまま持っておいた方が最終的に得をするのではないかと言う気持ちになってしまうのです。
結果として、相場が回復することなく大きな損失を出してしまうという最悪の事態に要ります。
これは「コツコツドカン」の典型的な例で、損切りを確実に行わなければならない理由になります。
損切り幅を調整するのは良いですが、損切りをしないという選択は非常に危険であるため絶対に避けましょう。
デモ口座での練習を繰り返す
いきなり自分の資金をかけて取引に参加するのではなく、デモ口座を開設しデモトレードで取引の経験を積むというのは非常に賢い選択です。
FX 会社によってはデモトレードを用意しています。
デモトレードではバーチャルな資産で取引ができるため、自分の資産を失うことはありません。
多くの FX 会社が無料でデモトレードを提供しているため、リスクやコストが全くかかりません。
デモトレードと本番のトレードでは緊張感が違うという声もありますが、まず初めはデモトレードから始めるというのはおすすめの選択です。
デモトレードの段階から自分の資金だと思って緊張感をもって取引をすると良いでしょう。
一日の収支に拘り過ぎない
FX は数ヶ月から数年単位で勝ちを積み重ねる取引です。
そのため1日や数時間といったような超短期間での成績にこだわる必要はありません。
裁量の仕方は正しかったとしても、採用しているロジックが相場の環境とマッチしなければ、思うように利益は積み重なっていきません。
つまり、ロジックを正しく守る強い意思と、利益を出せる相場環境を見極める判断力が必要になります。
これら2つを兼ね備えた敏腕トレーダーであっても、1日単位で見たら損失を出してしまうのは珍しいことではありません。
大切なのは長いスパンで見て利益を積み重ねるというマインドであることを忘れないようにしましょう。
FXで堅実に稼ぐために必要な取引は?利益に必要な取引はどれくらい?
FX で利益を上げるためには、戦略的な思考が大切です。
ここでは利益額とそれに必要な取引量は元手の目安を紹介します。
- 1日100円は少額取引のスワップポイントだけで稼げる
- 1日1,000円は大きなトレンドに乗れれば稼げる
- FXで月1万円稼ぐためには10万円を元手に50pips獲得する
1日100円は少額取引のスワップポイントだけで稼げる
1日100円程度であればスワップポイントで稼ぐことは可能です。
スワップポイントとは、国家間の通貨の金利差のことを表します。
南アフリカランドなどの金利が高い通貨を保有しておけば、1日100円以上のスワップポイントを受け取れます。
スワップポイントの設定はFX会社によっても異なるため、より条件の良いFX会社を選ぶようにしましょう。
注意が必要なのは、スワップポイントがよくても価格変動による影響は無視できない点です。
ポジションを持つということは、価格変動のリスクにさらされることになります。
価格変動のリスクを限定的にする手法にサヤ取りがあります。
詳しくはこの記事にまとめられているので気になる方はご覧ください。
1日1,000円は大きなトレンドに乗れれば稼げる
1日1,000円稼ぐためには大きなトレンドを狙って取引すると良いでしょう。
大きなトレンドを見極めるための手段としては、移動平均線やトレンドラインなどが挙げられます。
また一目均衡表やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標を用いることで、トレンド相場は見極められます。
トレンドラインやテクニカル指標を使いこなせるようになるにはテクニカル分析の知識が欠かせません。
コツコツと利益を積み重ねるためにもFXの勉強は欠かさないようにしましょう。
FXで月1万円稼ぐためには10万円を元手に50pips獲得する
FX で月1万円稼ぐようになるには、10万円を元手に50pips分利益を抜けば達成できます。
これは1月に20日間取引するとした場合、1日あたり2.5pips分の利益を獲得しなければいけません。
もしこれが元手50万円で運用した場合は、1月あたりたったの10pips。
1日あたりで考えると0.5pips利益を上げればと達成します。
このように比べると、資金量が多ければ多いほど取引が優位にすすめられることがわかるでしょう。
FXで稼げるようになるまでに必要なことは?
FX で稼ぎ続けられるようになるまでに気をつけておくべきポイントについて解説します。
誰もが最初は初心者トレーダーです。
少しずつ自分のトレードや考え方をブラッシュアップさせていくことで勝ちトレーダーの仲間入りができます。
- エントリーに根拠を持たせる
- 自分のトレードを記録する
- 負けを取り戻そうとムキにならない
- 1,000通貨や低レバレッジなど少額から始める
エントリーに根拠を持たせる
根拠のないエントリーを減らすことは、無駄な取引を減らすための第一歩です。
1つ1つの取引に根拠をもって取引をするようになれば、後から振り返ったときに反省がしやすくなります。
なんとなくエントリーしてしまうと、利益を上げてもどうして利益を上げたか分からず、負けてしまったとしても取引の仕方を改善することができません。
トレーダーとして成長していくためにも、エントリーのみならず決済ポイントにおいても根拠をもった取引をするようにしましょう。
自分のトレードを記録する
自分のトレードを記録しておくことは、取引成績を改善していく上で大切なポイントです。
具体的な数値をもって取引成績を振り返った方が効果的な反省が可能になります。
気にするべきポイントは、
- 負けが多い時間帯
- エントリーの判断基準やタイミング
- 勝率やリスクリワードレシオ
です。
これら3つの軸をもとに自分のトレードを分析していくことで、より効果的に取引成績を上げていくことにつながるでしょう。
負けを取り戻そうとムキにならない
負けを取り返そうとして無茶なトレードをするのは最も避けなければいけません。
負けてしまうとついつい感情的になって、損失分を取り返したくなる気持ちは誰の心にもあるでしょう。
とはいえそこでロジックから逸脱した取引に走ってしまうと、さらに大きな損失を積み重ねる可能性が高いです。
積極的に負けを取り返していく手法としてマーチンゲール法というものもあります。
この手法は論理的に負けを取り返すことを目的にした手法です。
とはいえ、資金面においてのリスクが大きすぎるためおすすめできません。
マーチンゲール法以外にも様々な手法が存在します。
FXにおける取引手法が詳しくまとめられた記事はこちらになりますので、気になる方はご覧ください。
1,000通貨や低レバレッジなど少額から始める
FX初心者の方が最も気にしなければいけないのは、リスクヘッジです。
取引においてわからないことが多い段階では、他のトレーダーよりも負けてしまう可能性が高くなります。
そのため、負けたとしても大きな損失にならないように資金量を調整する必要があるのです。
そこでおすすめなのは、1,000通貨でしかポジションを持たないことやレバレッジを低めに設定して取引をすることです。
FX 会社によっては1万通貨単位から取引ができなかったり、レバレッジは25倍の設定から変更できなかったりすることがあります。
そのため初心者のうちは、1,000通貨から取引ができレバレッジを低めに設定できる会社を選ぶとよいでしょう。
無駄なコストがかからない取引所2選
FXにおける無駄なコストと言えばスプレッドです。
今回おすすめする取引所は、業界最狭水準と言われているスプレッドを持つ取引所を紹介していきます。
FXで確実に稼ぐためには一日の利益よりもトータルの利益が大事
FX で稼ぎ続けるためには長期的なスパンで物事を捉えることが大切です。
1日や数時間といった単位で取引成績を評価するのは、本質を見失ってしまう可能性が高くなります。
長期的に勝ち続けるという目線を大切にして日々取引を改善していきましょう。