バイナリーオプション業者のハイローオーストラリアでMT4を使いテクニカル分析のインジケーターであるMACD(マックディー)は果たして通用するのかを説明していきます。
MACDとは何?
MACD(マックディー)とは「移動平均収束拡散手法」のことで、テクニカル分析でよく使用される指標(インジケーター)です。短期の移動平均線と中長期の移動平均線、2本の移動平均線の推移で相場の判断をします。
MACDは、トレンドの方向性をはかるのに優れたインジケーターだといわれています。
MACDの使い方について
実際にMACDをどのように使い取引するのかを説明していきます。
基本となる使い方は本の移動平均線の交わったポイントを売買タイミングと捉える方法です。
黄色矢印のポイントで白の移動平均線が赤の移動平均線を上抜けています。
「ゴールデンクロス」という買いのシグナルになります。
黄色矢印のポイントで白の移動平均線が赤の移動平均線を下抜けています。
「デッドクロス」という売りのシグナルです。
MACDのダマシについて
黄色矢印のデッドクロスで売りエントリーすれば、そのあと相場は下落しているため、勝てています。
しかし、黄色矢印で売りエントリーをするとそのあと相場は上昇しているので負けてしまっています。
これがMACDの「ダマシ」です。
ダマシはゴールデンクロス・デッドクロスのシグナルが出たのにもかかわらず負ける場合のことを意味しています。
勝っているときの画像と見比べてみてください。違いがわかりますか?
こちらの画像は2枚ともドル円の5分足チャートなのですが、この画像だけを見ていてもわかりにくいので、もっと長期のチャートを見てみましょう。
15分足のチャートです。
左側の四角枠が売りエントリーで負けたとき、右側の四角枠が勝ったときのものです。
長期足でみると、負けたときは上昇トレンド発生中での売りエントリーだったことがわかると思います。
逆に勝った時は、下落トレンド中だったのです。
つまり、いくらMACDがゴールデンクロス・デッドクロスをしても長期足の方向性もしっかりと確認しなければ、ダマシで負けやすくなります。
ハイローオーストラリアで検証してみる
それではここから実際にハイローオーストリアの取引口座を使ったエントリーを検証していきます。
まずはドル円15分でのHIGHエントリーです。
結果は勝ちです。
ローソク足の15分をみると、大きく下落した後にダブルボトムをつけたところでMACDがゴールデンクロスしたのでエントリーしました。
次はユーロドル5分でのLOWエントリーです。
結果は負けです。
ローソク足の5分をみると、値動きが小さくなりもみ合っています。
デッドクロス、ゴールデンクロスを何度もくりかえすところでのエントリーはダマシで負けてしまうことがわかりましたか?
最後は、ポンド円でのHIGHエントリーです。
結果は勝ちました。
MACDが下落してきているところですが途中で止まりゴールデンクロスしたので反発に期待してエントリーしました。
いかがでしょうか?
このように、ゴールデンクロスやデッドクロスだけでエントリーをするのではなく、複合的な要因を考えることが勝率を高めることに繋がります。
どんな取引をする人におすすめなのか?
MACDの使用をおすすめするのはハイローオーストラリアなら5分、15分、1時間単位の取引です。
その理由は、1分や30秒といった短期取引でMACDを使用するとダマシが多くなり、負ける可能性が高いからです。
5分レベル以上の長期で、シグナルがでているところを探してエントリーすることをおすすめします。
まとめ
ハイローオーストラリアでのMACDを使った取引について説明してきました。
MACDは、ご自身でしっかりとした検証を行うことで十分に勝つことが可能なインジケーターです。
ぜひ継続的にMACDの検証を行い、取引に生かしてください。