テクニカル分析のインジケーターである一目均衡表は長期投資(15分〜1時間)向けになります。
エントリータイミングも検証で紹介しているので一目均衡表をトレードに役立てましょう。
一目均衡表とは
一目均衡表とは価格の均衡状態を捉えるトレンド系のテクニカル指標(インジケーター)です。
買いと売りのバランスが崩れた後、その流れを追うことに適しています。
一目均衡表は基準線・転換線・先行スパン1・先行スパン2・遅行スパンという5つのラインからできています。
また、上の画像の点線の部分、先行スパン1と先行スパン2に囲まれたところを「雲」といいます。
一目均衡表の使い方
ここからは一目均衡表は実際どのように使うのかを説明していきます。
基本的な使い方としては、次の3つです。
- 赤色の転換線が青色の基準線を上に抜けたときは買い
- 黄色の遅行スパンがローソク足を上に抜けたときは買い
- ローソク足が点線の雲を上に抜けたときは買い
(売りの場合はこの逆です。)
①~③の条件がすべてそろったときを「三役好転」といいます。
条件が重なっているため、より強いシグナルとなります。
一目均衡表のダマシに気をつける
水色で囲まれたAをみてください。
赤色の転換線と青色の基準線が何度も交差しています。
買いや売りのエントリーポイントですが、その後価格は動いていません。
次にBをみてください。
ローソク足が点線の雲を下に抜けているため、売りエントリーのポイントですがそのあと価格は横ばいのままです。
これらのポイントが一目均衡表の「ダマシ」です。
ダマシでのエントリーがふえると勝率が下がり損失が大きくなります。
ハイローオーストラリアで一目均衡表を検証
それではここからは実際にハイローオーストリアの取引口座を使ったエントリーを検証していきます。
まずはドル円1分でのLOWエントリーです。
結果は勝ちです。
転換線が基準線を下に抜け、さらにローソク足が雲を下抜けています。
2つの動機が重なったことでエントリーをしました。
次はユーロドル1分でのHIGHエントリーです。
結果は勝ちです。
とてもきれいなエントリーポイントでした。
3つの赤矢印を見ていただければわかりますが、①②③の条件をすべて満たしています。
しっかりとした上昇トレンドが形成されていますね。
最後は、ドル円1分でのHIGHエントリーです。
結果は負けました。
転換線が基準線を上抜け、ローソク足が雲の上に行きましたがダマシにあいました。
このチャートの形成過程を見ると方向感がなくレンジの中での相場です。
条件はそろいましたが、このような方向性を失っているところで安易にエントリーをすること危険です。
長期投資する方におすすめ
一目均衡表の使用をおすすめするのはハイローオーストラリアなら15分から1時間単位の長期取引です。
1分や30秒の短期取引でもエントリーポイントは出現すると思いますがダマシの判断が難しいです。
長い時間足でチャートを見て①~③のポイントが複数できたところでエントリーするとその後きれいなトレンドが発生することが多いです。
流れに乗れれば勝率も上げることができます。
まとめ
ハイローオーストラリアでの一目均衡表を使った取引について説明してきました。
一目均衡表は、見るべきポイントが多く、初めて使う方には扱いづらいかと思います。
しかし、検証を続けることで勝率が高いポイントを見つけることができると思います。
このインジケーターを使うときにはトレンドに乗ることを意識してみてください。
ぜひ取引に役立てていただければと思います。