バイナリーオプションでストキャスティクスは逆張りとして活用しよう

ストキャスティクスは買われすぎ・売られすぎを判断するためのオシレーター系のテクニカル指標(インジケーター)です。

%K(パーセントK)・%D(パーセントD)という2本のラインからできていて、このラインの位置関係や交わり方で相場を捉えます。

上昇トレンドや下落トレンド発生中よりも、一定の価格内で上下するレンジ相場で明確なサインが出ます。

ストキャスティクスの使用方法は?

まずはストキャスティクスの設定ですが、売られすぎ・買われすぎを判断するラインとして上の画像で点線の70と30を確認してください。

ラインを上抜けすると買われすぎ、下抜けすると売られすぎであると判断します。

70と30に設定していますが、上が70~80の間、下を30~20の間とすることが一般的ですので、ご自身で数値をアレンジしてみてください。

次にエントリーポイントについて説明します。

左側の緑丸で水色ラインの%K(パーセントK)が赤色ラインの%D(パーセントD)を上に抜けています。さらに売られすぎの30ラインよりも下に位置しているという状況です。これが買いのエントリーポイントです。

右側の緑丸では反対に%K(パーセントK)が%D(パーセントD)を下抜けしています。そして買われすぎの70ラインよりも上に位置しています。ここは売りのエントリーポイントとなります。

ストキャスティクスのダマシについて

上の画像中の水色の丸で囲まれた場所を見てください。

いずれもストキャスティクスは売られすぎを示す位置でラインクロスをおこしています。

これは買いのシグナルでしたね。しかし赤矢印で示しているように価格はそのあとも下落を続けてしまいました。

ストキャスティクスの「ダマシ」です。

ローソク足をチャートの左端から見ても明らかに価格が下がってきています。

基本的にはレンジ相場の方が勝率の高いシグナルを出すのがストキャスティクスの特徴であることに注意してください。

ハイローオーストラリアでストキャスティクスを検証してみる

それではここからは実際にハイローオーストリアの取引口座でストキャスティクスを使ったエントリーを検証していきます。

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今回はドル円でのエントリーを行っています。

ドル円HIGHエントリー①

結果は勝ちです。

上記画像でストキャスティクス部分の水色丸をみてください。売られすぎの30ラインよりも大きく下に割り込んでいますね。そして%K(パーセントK)が%D(パーセントD)を上抜けしましたのでエントリーです。

また、ローソク足チャート上で赤の四角で囲ったところはレンジ相場になっていることがわかりますか?そのレンジ内の下限で跳ね返されて上昇しました。やはりレンジ相場では明確なシグナルが出ます。

ドル円でHIGHエントリー②

結果は勝ちました。

一度レンジの下限で反発したことを確認し、もう一度同じラインでシグナルが出たため、エントリーしました。緑矢印のところです。

ドル円HIGHエントリー③

ダマシによって負けてしまいました。

買いのエントリー条件は満たしています。しかし強い下落トレンドの中でのエントリーでしたので、レンジ相場が適しているストキャスティクスではダマシが多くなり、勝率も悪いです。

どんな取引をする人におすすめなのか?

逆張りで取引する方におすすめします。相場の転換になりそうな底の部分、レンジ相場での高値・安値で流れと反対方向にエントリーする方法が基本となります。

今回はストキャスティクスを使った取引について説明してきました。

ストキャスティクスはRSIのようなオシレーター系の指標でレンジ相場に強いということは憶えておいてください。

一定の値幅で上下の動きを繰り返している相場が確認出来たら、ストキャスティクスを使ってエントリーポイントを探してみるとよいのではないでしょうか。